命     <子供の病気について>

sakamo72004-10-04

                ♪病気について♪ 

「すこやか子育て百科」を引用させて頂いています。

               ♪乳幼児期によくかかる病気♪
突発性発疹

私の子供が3人とも最初にかかった病気です。
生まれて初めての高熱は、この病気が多い
生後5か月から2歳くらいまでの乳幼児に多い病気。突然、高熱が出て3〜4日続き、熱が下がったとたんに胸やおなか、背中を中心に赤い発疹が出ます。
かゆみは、あまりありません。
生まれて初めての高熱はこの病気、という子供も多いようです。発疹は、2〜3日で治まり、あまり心配のない病気です。
 
人にうつることは、あまりありません
この病気は、ヒトヘルペスウイルスが原因。発疹が出た時点では、もう人にうつることはありません。
高熱のわりに赤ちゃんは元気で、きげんがよいのが特徴です。軽い下痢を伴うこともあります。
 
水分を与えて、頭を冷やすなどのケアを
高熱が出たのが昼間なら、その時点で受診してください。夜に高熱が出た場合は、熱以外に症状がなくきげんもよく、眠ることができるようなら、翌朝、受診します。水分を十分にとらせて、頭を冷やしてあげてください。

☆はしか☆
私の子供は予防接種していたのでかかっていません。

かぜに似た症状。決め手は、口の中の白い斑点
「発熱・鼻水・せき」という、かぜのような症状で始まり、目が充血し、目やにも見られます。3〜4日すると、今度は口の中に細かい白い斑点が出てきます。これは「コプリック斑」と呼ばれる、はしかの決め手のサイン。
1日遅れて、赤い発疹が出始めます。首や顔、胸から始まり、しだいに全身へ。
その間も、かぜのような症状は続き、子供はぐったりします。
 
伝染力が強く、周りの子供にうつります
はしかの原因は、「麻疹ウイルス」。伝染力が強く、いっしょに遊んだだけでうつります。肺炎や脳炎、中耳炎なども起こしやすく、幼い子供にとっては重い病気。ウイルスに感染して、約10日で発病します。
 
1歳をすぎたら、予防接種を
生後6か月くらいは、お母さんからもらった免疫がきいていて、はしかにもかかりにくいもの。生後9か月くらいから、この免疫も減ってきます。
1歳をすぎたら、予防接種を受けるのが一般的。保育園などに行っていてうつる心配がある場合は、1歳を待たずに受け、1歳をすぎてから再度受け直します。
 
家庭でのケアは、かぜと同じです
家庭でのケアは、かぜと同じ。脱水状態にならないよう、水分を十分にあげてください。
ふつうは、発病後6〜8日で回復期に入ります。発疹のあとが茶色になって残りますが、やがて消えます。10日〜2週間くらいで、完全に治ります。
 
熱が下がらない場合は、もう一度、小児科へ
熱は、ふつう発疹が出てから4日ほどで下がります。熱が下がらない場合は、肺炎や中耳炎、さらには脳炎などを起こしているのかもしれません。もう

☆おたふくかぜ☆
私の子供は長男は予防接種したのでかかりませんでしたが、双子の次男と3男がかかりました。

まず、耳の下がはれてきます
「おたふくかぜ」という、その名のとおり、まず耳の下がはれてきます。これは、耳下腺にウイルスが感染して炎症を起こすため。おたふくかぜは、ムンプスウイルスによって起こります。はれは、だんだんひどくなり、あごの下まではれることが。両側の場合と、片側だけの場合があります。
うつりやすいのは、はれが出る2〜3日前から発症後1週間ほどです。
 
熱が下がらず、頭痛や吐き気があれば、すぐに病院へ
おたふくかぜは、まれに髄膜炎などの合併症を起こすことがあります。熱が下がらず、強い頭痛、吐き気があれば、すぐに病院へ。
難聴や睾丸炎、卵巣炎などの合併症もあるので、おたふくかぜの症状が出たら、受診しておくと安心です。
 
赤ちゃんには少なく、学童期に多い
生後6か月くらいまでの赤ちゃんが、おたふくかぜにかかることは少ないもの。3〜4歳なら、かかってもはっきり症状が出ないことがあります。5〜6歳になると、症状が見えることが多くなります。
 
ほおを冷やし、家で静かに過ごしましょう
熱が高くなければ、そんなに心配のない病気です。口当たりのよい、食べやすいものを与え、ほおを冷やすなどして、家で静かに過ごしてください。
1週間くらいで、熱やはれは引いてきます。
 
予防接種は1歳以上。大人も受けたいもの
予防接種は1歳をこえると受けられます。ただし、「任意接種」なので自費になります。おたふくかぜは、大人がかかると重くなりやすいので、かかった記憶のない人は、子供といっしょに接種を受けておくとよいでしょう。

水疱瘡
私も子供は長男と双子の弟がかかりました。双子弟が先にかかり長男が感染しました。

発疹が、かゆみの強い水疱に変わります
まず、赤い小さな発疹があらわれます。半日から1日で全身に広がり、発疹はしだいに水疱に変化。軽ければ、数個で終わることもあります。水疱には、強いかゆみがあります。熱は、出ることも出ないこともあります。
3〜4日たつと、水疱が乾いて黒いかさぶたになり、かゆみもおさまっていきます。
 
水疱がつぶれると、人から人に伝染
空気感染のかたちで広がります。感染力が強く、水ぼうそうにかかっている子供とすれちがっただけでも、うつることがあります。かさぶたになってしまえば、うつることはありません。
 
発疹に気づいたら、受診を
発疹に気づいた時点で、小児科へ。水ぼうそうは感染力が強いので、病院に着いたときに「水ぼうそうかもしれません」と伝えてください。血液や腎臓の病気でステロイド剤を使っている子供たちが感染すると、重症化してしまうことがあるのです。
病院では、かゆみを抑えたり、二次感染を防ぐぬり薬や飲み薬が処方されますが、ひどい場合には水痘ウイルスに直接きく、抗ウイルス剤が処方されます。。薬をつけても、あまりにかゆがるときは、医師に相談してください。
 
ひっかいて化膿させないよう、つめは短く
水疱をかきこわして細菌がつき、化膿すると、あとが残ることがあります。ひっかいてしまった後は、消毒しておきます。
かいても細菌が入らないよう、子供のつめは短く切っておきます。
 
1歳をすぎたら、予防接種を
1歳をすぎれば、予防接種を受けることができます。受けておけば、ほとんどの子供がかからないか、かかっても軽くすみます。
1歳前にかかることもありますが、こじれるようなことは、ほとんどありません。


手足口病
私の子供はかかっていません。

手のひら、足の裏、口の中に、米粒大の発疹
夏かぜの一種で、エンテロウイルスの中のいくつかのウイルスが原因です。
手のひら、足の裏、口の中、ときにはおしりやひざの裏に、米粒大の水疱ができます。手足口病と呼ばれるのは、このため。
 
発症しても元気で、かゆみもありません
水疱には痛みやかゆみもなく、発症しても元気です。熱は出ないこともあり、出ても微熱程度です。
ただ、口の中に水疱ができて破れると、食べ物がしみて食欲が落ちます。
口当たりのよい、のどごしのよいものを与えてください。水や果汁も飲めないときは、医師に相談しましょう。
 
自然に治るのを待ちます
軽い病気なので、特に治療は行いません。熱があっても2〜3日で下がり、水疱が破れて口内炎になっても1週間程度で治ります。
ただ、発疹があらわれた時点で、念のため小児科を受診しておくと安心です。


               ♪学童期によくかかる病気♪

☆インフルエンザ☆
私の子供は3にんとも何回もかかっています。また、学校でも毎年必ず、何人もの児童が感染しています。

高熱や悪寒、のど痛・せき・鼻水・筋肉痛、etc
秋冬から春にかけて流行し、ふつうのかぜよりも症状が強く出るのが特徴です。もっとも多くあらわれるのが高熱と悪寒で、粘膜の炎症から起こるのどの痛み、せき、鼻水のほか、関節痛、筋肉痛、全身のだるさ、下痢、嘔吐などの症状があらわれることもあります。これらの症状は3〜4日で軽くなり、せきや胃腸症状も1週間ほどで治るのがふつうです。

中耳炎や肺炎に注意が必要です
インフルエンザウイルスは、大きくA型とB型に分かれますが、症状では区別がつきません。重いかぜの症状のほかに、二次感染による中耳炎や細菌性の気管支炎、肺炎を起こしやすいので、注意が必要です。特に、細菌性肺炎は命にかかわることもあります。脳炎にも要注意。

熱が下がっても、まだ、人にうつる可能性が
感染力が強いインフルエンザウイルスが原因なので、学級閉鎖を起こすこともあるほどです。熱が下がっても、2〜3日はウイルスが排泄されることがあるので、ほかの人への感染を防ぐ意味でも休養が必要です。

脱水症状を防ぐため、水分を十分に補給します
発熱や嘔吐、下痢のための脱水症状に気をつけ、水分を十分に補給します。
3〜4日たっても熱が下がらず、せきやたんがひどくなるようであれば、早めに受診してください。
かぜのウイルスに直接効果のある薬もできてきました。でも、ふつうは症状をやわらげる対症療法が行われます。せきがひどいときは、せきを止める薬ではなく、たんをやわらかくして出しやすくする薬が処方されます。炎症を起こしている鼻、のど、気管支などを守るため、抗生物質が処方されることもあります。熱さましの使用は、小児科医の指示に従ってください。

インフルエンザの予防接種
インフルエンザにかかると重くなるのは、月齢の低い赤ちゃんとお年寄り。一方、かかりやすいのは集団生活をしている保育園、幼稚園、学校の子供たち。抵抗力の弱い家族にうつさないためにも、予防接種はしておきたいものです。

☆肺炎について☆
私の子供はかかっていませんが、子供が入院していた時に他の子供がかかっていました。

たんがからんだ湿ったせきが数日続きます
かぜをこじらせ熱が高くなり、ゴロゴロ、ゼロゼロとした湿ったせきが続くようなら、気管支炎の疑いがあります。肺炎の一歩手前と考えてください。
かぜの炎症がのどから、さらに、気管支まで及んだ状態です。
炎症が肺そのものまで進めば、肺炎。症状だけでは、気管支炎と肺炎は区別しにくく、レントゲン検査でわかります。

2歳未満の「ヒューヒュー、ゼーゼー」に注意
2歳未満の乳幼児がかかりやすいのが「細気管支炎」。気管支の奥の細い部分に空気が通りにくくなり、ひどいせきになります。呼吸が速くなり、ヒューヒュー、ゼーゼーと苦しそう。急に重くなることがあるので注意。助骨の間がへこむような苦しい息が見られたら、休日でも夜間でも急いで受診してください。

細菌性肺炎は、急に症状が重くなります
かぜの症状で4日以上高い熱が続き、たんがからんだようなせきをし、食欲がなく、ぐったりしているようなら要注意。「細菌性肺炎」かもしれません。かぜや気管支炎が長引いて、細菌に感染したときに起こります。
急に症状が重くなり、呼吸困難に陥ることも…。かぜが長引いたら、念のため、再度受診しておくと安心です。

はしかや水ぼうそうのあとの、ウイルス性肺炎に注意
はしかや水ぼうそうにかかったあとに、発熱して激しいせきがでたら、ウイルス性肺炎かもしれません。呼吸困難やチアノーゼを起こすこともあります。
はしかや水ぼうそうと診断されても、気になる症状があれば、もう一度医師の診察を受けましょう。

むやみに市販のせき止めを使わないこと
せきはたんを出すための体の大事な反応。水分が足りなくなると、たんが粘っこくなり出しにくくなるので、十分に水分を与えます。室温を調整し、ほこりなどをたてないようにしましょう。
たんを出してしまう必要があるので、市販のせき止めをむやみに使ってはいけません。薬はたんをとかす薬(去たん薬)や気管支拡張剤が主流。抗生物質を使うこともあります。

☆ウイルス性髄膜炎について☆
我が家では長男がかかりました。何度も嘔吐するので、脱水症状になり、救急車で病院に駆けつけました。

脳や脊髄をおおう髄膜に炎症が起きます
髄膜とは脳や脊髄をおおっている膜のこと。ここに細菌やウイルスが感染して炎症を起こすのが髄膜炎です。ほとんどは、かぜ、おたふくかぜなどのウイルスで、体の抵抗力が落ちたときに起こります。

高熱、嘔吐、頭痛、20分くらいのひきつけ
頭が痛くなったり、熱を出したり、吐いたりする症状とともに、20分くらい続くひきつけなどを起こすこともあります。赤ちゃんの場合は、頭の骨がまだ癒合していない部分の「大泉門」がパンパンにはれて、発見されることもあります。

小さい子供ほど、発見がむずかしい
月齢が低いほど、症状が見つけにくいもの。おむつ替えで足を持ち上げたり、頭を持ち上げたりするとひどくいやがるときなどには、病院へ。
また、きげんが悪くて食欲もない、トロトロ眠りがちになる、首の後ろがつっぱるなどの症状がある場合も、早めの受診が必要です。

ウイルス性髄膜炎と細菌性髄膜炎
ウイルスが原因になっているものが「ウイルス性髄膜炎」、細菌が原因になっているものが「細菌性髄膜炎」です。
ウイルス性のものは症状も軽くほとんど治りますが、細菌性のものは知的な発達が遅れるなど、障害が残ることもあります。
細菌性髄膜炎は、高熱が出てから3日以内に治療を始めないと命にかかわることもあります。早めの受診を!

気管支喘息について♪
この病気には、私自身が子供の頃かかっていました。 中学2年生の時に、友人とジョギングをしていたら、症状が軽くなりました。<個人差があると思いますので、もし実践する時は必ず医師の指示に従ってください。

発作がひどければ、夜中でも病院へ
気管支ぜんそくは、突然、ヒューヒュー、ゼーゼーと呼吸が苦しそうになって、せきこんだりする発作を起こします。息を吸うときよりも、はくときにゼイゼイが聞こえます。発作が起こると気管支の粘膜がむくみ、空気の通りが悪くなります。たんも多く出て、ひどければ窒息してしまう恐れが…。
くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんや意識障害が出たら、たとえ夜中でもすぐに病院へ向かってください。

発作を起こした状況をメモして、医師に伝えます
発作の原因は、天候の変化や精神的ストレス、ハウスダスト、花粉、食べ物などがあげられます。病院で必要な検査を受けて原因を突きとめ、家庭での過ごし方をアドバイスしてもらいましょう。発作の起きた状況をきちんとメモし、医師に伝えてください。

発作のときのケア
発作が軽いときは衣服をゆるめ、水分をたくさん飲ませて、たんを切れやすくします。腹式呼吸をさせると、呼吸が楽になるようです。それでも発作がおさまらないときは、医師の指示どおりに吸入薬や飲み薬を使います。
発作は夜中に起きることが多いので、昼間の様子を見て、早めに病院に連れていくことです。

4〜5歳までに起こり、思春期になればよくなります
最初の発作は、4〜5歳までに起こることが多いもの。アトピー性皮膚炎があったり、かぜをひくとのどがヒューヒューいう赤ちゃんは、気管支ぜんそくに移行しやすいともいわれます。
発作のくり返しは、大半が思春期までもちこし、だんだんよくなります。